中国旅行は中国と日本の絆の見直し

中国の人々や歴史を日本人との関係で捉えなおすよう心掛けた


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

中国古代4大美人

中国に入って気付いたことは、美人が多いということである。最近身の回りに女っ気がなくなったので余計に感じるのかも知れないが、こちらではそこら辺りに美人がうようよしている。 また一般的な話であるが、彼らは日本人と比べると少し大柄で、足が長い。日…

乾杯

あるインターネットのサイトで日本人と中国人の食事の仕方の比較をして、日本人の食事のマナーにはついて行けないという記事があった。原典を忘れてしまったので、あまり迫力がないが、この意見は、「日本人は食事の時にあまり喋ってはいけない、笑ってもい…

いい加減にしいや 2発

第1話 広州の南は今は南沙という大きな開発区である。その最南端に南沙天后宮というお寺がある。ここには大きな観音像が祭られており、多くの市民が集まってくる。彼らは線香を買って、祭壇の前にぬかづきながら、線香を捧げつつ2,3度お辞儀をする。こち…

世界遺産 開平の遺構群

ここまで来たら、世界遺産でも見ないと申し訳ないと比較的近くの世界遺産に出かけて行った。以下の枠内の情報はAraChinaのホームページの参照である。 開平望楼(碉楼)群 「開平望楼(碉楼)群(ユんガンシークー)」 世界遺産登録日:2007年 遺産種別:文化遺…

手洟

以前手洟について書いたことがあるが、この広州の地では、揚州と比べると手洟をかむ人間が少ないように感じる。この地では、街並みをきれいにする運動が進められており、街の至る所にエチケットを訴える看板が立てられ、地方政府は街の美化に必死である。そ…

南沙

今いるところは広州の南の開発区の南沙というところだ。日系企業も数多く進出している。開発はおそらく邓小平の「改革開放」の時代に始められたのであろうから、約30年ぐらいかもしれない。 五つ星居住区と銘打って、かなり立派な住宅が並んでいる。区画全体…

広州

後付けではあるが、今日の日を以てブログのタイトルの更新日とする。今日は上海から広州に移動した。上海は滞在中約10日間ずーと雨だった。この上海という土地は、どうにも肌が合わない。近年猛烈な勢いで膨張をして中国第2の都市に生まれ変わった。結果…

どこへ行く中国の農村

先日の南通の農家の変化について、南通の近くの都市の製薬工場に勤務している女性に尋ねてみた。 彼女いわく、「この辺りの農家は豊かよ。殆どが工場に勤めに出ているんだもの」とのことである。他人の懐に手を突っ込むつもりは毛頭ないが、この発言の内容も…

南通見聞録

南通という街は先にも書いたが上海の近郊で、地図の上からは上海にまるで接しているかのように見える。その間には、長江が「たゆとうて」いるから物理的に接しているわけではない。しかし経済的には接しているようである。おそらく近年は上海とともに発展し…

黒バイ

上海からの帰り南通という街に立ち寄った。ここは上海からバスで1時間半のところだ。揚子江の非常に長い橋を渡るとすぐのところである。この南通には、上海から行くのにはバスがいちばんよい。汽車だと蘇州、常州、南京、揚州を経由して4,5時間かけて行か…

情人节

「情人节」これは中国語で、バレンタインデーのことである。この言葉がどのような響きで中国人に語られるのかは知らない。しかし日本人が受け取る響きはあまりロマンティックではなく、むしろ「色香にまみれた」雰囲気を持っている気がする。その理由は、情…

What’s the next step?

これは「ダビンチコード」で出てくるセリフの一節である。 この1か月の間に起こったことは、あまりに変化が多すぎて、平凡に日本語教師をしている分の3年分〜4年分の経験をした感じである。この間に繰り広げられた交渉は、中国人一般の考え方を反映している…

人生これ「塞翁が馬」

これは日本語教師として1年間の契約が突然解約されたことについての記事である。 誰でも中国に入国するためには、ビザが必要である。私の場合、1年間の招聘状をもらっているので、当然1年のビザを期待したのだが、年齢制限もあるということもあり、とりあえ…

オバマ氏の大統領就任

今日はオバマ氏の大統領の就任である。夜中の2時に就任演説があったという。残念ながら聞くことなく寝てしまった。何とこの演説を聞くために200万人の人々がワシントンに集まった。それだけアメリカ国民の期待を担っているのだろう。全世界の注目するオバ…

南京人

南京人は「大きな大根」。これは、南京出身の作家夜叶兆言が言った言葉だ。その背景はよく知らない。しかし、揚州からこちらに来て感じるのは、南京の人は揚州の人に比べるとおっとりしている気がする。タクシーに乗っても、道を聞いても対応が随分違う。な…

さらば揚州

ようやく揚州を脱出した。いま、南京のホテルでこれを書いている。揚州から南京まで高速バスで約1時間半である。料金は32元で高速バスの乗り場は揚州のバス西ターミナルである。中国のインフラはよく整っている。これは昔から、この国を治めた国王が治水、…

ところ変われば

中国は果物は実に豊富である。ドリアンはあるし、キウイはあるし、ブドウ、みかん全国から集まってくる。かなりの流通網である。しかし、このような恩恵にあずかるのは、やはり相当人口の集中した街のスーパーマーケットになる。 このミカンは江西省産もので…

市中雑感

このところ結構忙しくて、ホテルに籠りきりであったが、体にも悪いし精神的にもよくないので、街に出てみることにした。街の雰囲気はしばらく?見ぬ間にだいぶ変わっていた。ほんのちょっとした間であるにもかかわらず、えらく変わるものだと感心した。何が…

仕事納め

期末試験の結果と評価を学校に提出した。これで、すべての仕事は完了した。「なんだかんだといっても」というのが、朝青龍の初日の言葉にあったが、彼と違って、こちらはこれで終わりである。 この学期の総括としては、「佳となす」である。彼らのレベルを見…

鉄則

少し変わったものが食べたくなって、大明寺に行った。旅行ガイドブックにも掲載されていたし、精進料理ということでもあり、日頃脂ぎった中華料理で飽食気味であるので、お腹に軽いものをと思った。 ところが閉店されていた。それも一時的なものではなく、客…

汝、誰がためにそこに座る?

期末試験の採点の締め切りが1月12日であるので、今日一日ホテルに閉じこもり作業に掛かりきりであった。学生にとって4ヶ月の勉強の成果が試されると同時に、教師にとっても仕事がどうであったかの検証でもある。 結果はごく当たり前のことであるが、授業に…

遅配

昨日約束した通り、管理責任者に「給料は確実に9日に振り込んでよ」と再度確認に行った。こんなことをしなければならないのが今の中国である。要はハードはほぼ完備されており銀行とのネットワークも問題はない。ところが人間の手による処理も含め、運用面…

今月の給料日は1月10日の土曜日である。これは、大変だ。

日本であれば土曜、日曜の休日に給料日が当たったら、ほぼ間違いなしにその前日に振り込みになる。 ところが、そのように給料日が休日に当たらなくて平日でも、きちんと振り込みがされた実績がないのである。今まで最大の遅配は10日であった。 今回もこの…

祝儀袋

昨日結婚式に出席して、50数度の白酒をいやというほどの飲んだにも関わらず、今日は二日酔いの気配もなく、実にさわやかな目覚めであった。 この白酒というのは、アッサリしていて、においがきついのは、日本の焼酎によく似ている。悪酔いをしないのがいい…

同僚の結婚式に招待された。はじめての経験だ。期待に胸が膨らんだ。

こちらの結婚式は、宗教色が全くない。いわば日本でいう披露宴だけで、結婚式としている感じである。彼らは後で(あるいは先に)役所に婚姻届を出して、それで終わりということだろう。日本の結婚式での宗教色は、ある意味では、結婚という儀式の雰囲気作り…

螺鈿

この地には、螺鈿の工芸品がたくさんある。中国全般に螺鈿細工が盛んなのかは分からないが、ともかくそこらあたりにめたらやったら置いてあるのは確かだ。ちなみにこの地の名産は何かと尋ねると、刃物が第一に上がるらしい。筆の店も結構あるのだが・・・。…

揚州は今日は一日雨だった

やはり鬱陶しい。このような日は外に出る気もしなく、じっとホテルの部屋でテレサテンのCDを聞いていた。中国語の詞を書き出して、朗読などしてみる。すると、今まであまり感じなかった、情感が文字の間から滲みだしてくる。こんな歌をこんなに歌い上げるの…

右向いたら左

これは言わずと知れた祝儀袋である。同僚の女性の教師の結婚式に招待されたもので買っておいたものである。 これを買うのにも大変であった。文房具屋さんに行って、祝儀袋の説明から始めなければならない。四苦八苦して、ようやくその売り場に行ったら、今度…

ホテルの近くの古風な飯屋

ついに見つけた。飯屋は毎度のことなので、いい店を見つけるのに慎重になるが、ようやくこれで落ち着けそうだ。この店ホテルのすぐ近くに、開店したばかりである。だのに、「百年老店」とうたっている。百年が嘘かどうかはこの際問題ではない。自分の好みに…

新年のご挨拶

「明けまして おめでとうございます」 こちらでは、あまりめでたいことはないらしい。ホテルでも従業員は相変わらず無愛想だし、何も変わったことはない。 「めでたさも半分なりや 旧と新」 (李 白扇) 街を歩いても普段より少し華やかかなと感じるだけであ…