無責任時代
ずいぶん昔に植木等の無責任節という歌がはやった。昨日の夜福田首相が突然首相の座を投げ出したとのことである。安倍内閣に続いてこれで2度も連続して、「無責任」放棄がなされたことになる。責任っていったい何だろう。こちらではインターネットからでしかその出来事について知る由もないが、少なくともインターネット上では彼らが責任ある態度をとったとは読めなかった。少し前に声高に叫ばれた「自己責任」という言葉。この言葉はいまだ生きているのだろうか。それとも首相のように高いレベルには適用されず、私のような下々のものだけに適用される言葉なのかな知りたいものだ。
それなりの地位の人間の行動にはそれなりの大義が伴うのが普通であろう。彼らの大義を説明して欲しいものだ。「あなたとは違う」というのではとても分からない。せめてどう違うのか説明をしてほしいものである。
話は変わるが、言葉って本当に難しい。このページだけでも「無責任」「自己責任」「責任」という3つの異なる概念の「責任」が出てきた。こういうのを母国語以外の人に伝えるのは大変だ。日本人でも難しいのに。定義があいまいなのだろう。