中国のちまた見聞録

中国を素のまま、生のまま捉える様に心がけました


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

大明寺


 折角懇親の力を振り絞って書いたのだが、システムが不良で消してしまった。
後日改めて書くことにする。
 
  忘れてはいけないので、一句だけ残しておく。

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  「秋天に 読経の響き 大明寺」

  在秋天回响
  zàiqiūtiān huíxiǎng

  念经大声更大听
  niànjīng dàshēng gēngdàtīng

  永远大明寺
  yǒngyuǎn  dàmíngsì
                              (李 白扇)

 私はやはり万感の想い(少し大げさかな)でここを訪れた。そしてその期待にたがわぬお寺であった。
 ここから、1500年ほど前に一人の高僧が苦労に苦労を重ね海を渡った。それだけでも、私の心を打つ。しかも私は彼と同じ場所に立ったのだ。(感傷的過ぎる?!)>