中国旅行は中国と日本の絆の見直し

中国の人々や歴史を日本人との関係で捉えなおすよう心掛けた


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

漁夫の利

 昼ご飯を食べていると、店の前でタクシー同士が、客を取り合いして壮絶なけんかを始めた。勿論客は嫌がって、車に乗るのを諦めて、飯屋に入ってきた。飯屋の主人にとっては本当にもうけもの。本来なら車で素通りされるところ、夫婦二人の売り上げが舞い込んだのだから。これぞまさに漁夫の利というのだろう。
 こちらでは薄い利益を分捕り合いするから、このようなことが起こるのだろう。しかし中国の社会も次第に変わりつつあり、薄い利益を力の強いものがとり、力の弱い者は失う社会になりつつあるのかもしれない。
 車1台1台は壮絶な生存競争をしているのだろう。

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