中国のちまた見聞録

中国を素のまま、生のまま捉える様に心がけました


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

郵便事情

 一昨日日本から荷物が届いた。発送してから丁度10日で来たことになる。前回も10日前後で届いたから、この日数はほぼ確定しているといっていいだろう。但しこれは、SAL便の話で、船便だと恐らく1ヶ月はかかるのではと考えている。通常の航空便だともっと早いだろうと思うが、運賃はSALに比べ倍近くになる。
 当初「通関は?」とかいろいろ心配したが、「案ずるより・・」で、思ったより、その過程も非常に整備されていて、ほぼ満足している。
 但し、過去の他の国との荷物のやり取りの経験もあわせて考えると、下記のことは、守ったほうがいいようだ。
 1) パッキングリストはきっちり作っておくこと。(品目、数量、価格)
    価格はあまり高額な金額は入れないほうがいい。
    高額品は別枠の検査になり、時間もかかり荷物が行方不明になることもある。

 2) 実際問題として貴重品は入れぬこと
    前回は試しに古いノートパソコンを入れたが、問題なく届いた。
    ただし、宝石類などは常識だろう。

 3) 実際の内容とパッキングリストは少なくとも品目は照合されていること
    パッキングリストに入っていないものは、通関時に抜かれる可能性あり
    パッキングリストに無い物は、基本的に国内にないことになるはずであるからだ
    今回は開梱されていないようだが、前回は、全部開梱された形跡がある。
    (これは通関の責務だろうから、文句は言えない)

 4) 荷受人は、自分の受入機関の中の個人の名義にしておくこと。
    要は自分が不在でも確実に誰かが受け取れる態勢であること。

 5) 梱包は出来る限り、丈夫なものを使うこと。
    段ボールは、新品の物で、3層のものが望ましい。中古は使わない。

 6) ガムテープだけでなく、最低でもロープで十字がけぐらいが望ましい。

 これ以外にもこまごまあるが、Good Luck!