北風と就職難
このところ北風が強くなってきたが、人間寒いと生活もしにくくなり、厳しさを感じるようになる。それとは関係ないがつい先ごろの新聞に、当地で公務員採用試験が行われ、ずいぶんの倍率であったと報道されていた。このブログでも書いた110倍、120倍という話は、定期採用ではなく臨時採用の為、応募者が殺到したのであろうが、今回のは定期採用である。
又この話とは全く別の話であるが、政府で今年の最低賃金を制定したという記事がどこかにあったが、それによると最低月給は600元だったと思う。これが正しいとすると、年でも7200元となり、一人ではとても生活が成り立たない。これは開放政策というなの市場経済導入の結果、現われた現象とのことである。と言ってもこの政策を一概に否定できないところに難しさがある。この寒空で一段と厳しい生活があふれてくることを心配する。
さて、自分自身のことといえば、この土曜、日曜かホテルで缶詰で、丸二日どこにも出ずに試験問題を作っていたので、昨日今日は疲れが出たのか少し風気味になり、ホテルに早めに帰ると何もせずひたすら寝るという生活であった。そのおかげで、今日もこの時間になると風邪気味なのも抜けた感じである。この大学で日本人の日本語の教師は自分一人なので、風邪だからといっておいそれと休むわけにも行かず、体調を整えるのに気を使う。 しかし、そのおかげでこの3ヶ月間病気もせず、休むこともなく来たわけだから、ありがたいことである。