中国旅行は中国と日本の絆の見直し

中国の人々や歴史を日本人との関係で捉えなおすよう心掛けた


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

忘年会

 日本では年の暮れになると、忘年会であけ、忘年会でくれるというのは恒例であった。こちらでは忘年会という言葉すらご存知のない人たちばかりである。たまにはこういうのもいいかなと思いきや、やはりなんとなくさびしい感じで友達を誘うことにした。
 こちらの年の瀬は、殆ど普段と変わりのない街の風景であるが、会場の周りはさすがに人々で溢れかえっていた。会場となるレストランも大変なにぎわいである。待ち時間1時間以上というのもあり、結局韓国の焼き肉レストランに落ち着いた。
 この店のオーナーは韓国人の女性ということで、従業員はほとんど全員韓国人ということであった。日本とは大分雰囲気が異なる。日本では韓国焼き肉レストランはまず韓国女性であるが、こちらではまず中国人従業員である。彼らは、言葉はおろか料理名(韓国名)は知らず、日本とは様子が異なる。
メニューは中国語と韓国語の併記であるが、韓国語は彼らは読めないらしい。
 さてこの料理の値段は中国では異常と言っていいほど高い。日本並みである。例えば薄切りの牛肉200グラム程度たと思うが、75元で約1000円である。値段の割にはそれほどおいしいと思わなかった。これは料理は中国風にアレンジされているようである。「郷に入らば、郷に従え」ではないが、料理というのはその土地のものが、一番おいしいようだ。

 

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