中国旅行は中国と日本の絆の見直し

中国の人々や歴史を日本人との関係で捉えなおすよう心掛けた


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

リニアモーターカー搭乗機

上海市内から浦東空港までは地下鉄では約30分、車では約1時間である。今回リニアモーターカーを利用することにした。所要時間は6,7分とのことで、代金は通常50元だが、国際線に乗るということで10元の割引で40元であった。
 リニアモーターは地下鉄2号線の龍陽路駅と浦東空港間を走っている。












 先頭車の画像は取り損ねたので、ウイズペキアから拝借した。駅も車体もつまり何もかもまだ出来たばかりであるため、きわめて美しい。室内は写真に見るごとく天井が低く少し背の高い人であれば頭がつかえてしまうだろう。しかしこれ以上高くするとなると物理的に不可能と考えられる。
 乗り心地は初めてのことであるし、こんな物じゃないかと思う。少し揺れがあるものの気になるほどでもない。
 車内にいて430KM以上もスピードが出ていると言う感覚はまったくない。

 値段的には中国国内の交通手段としては随分高いものである。なにしろ40元あれば上海から南京あたりまで優に行ってしまう。こんなに早いものは必要かという議論はあろうが。国際空港のインフラとしては数分で都心に行ってしまう利便性はやはり魅力である。これからは空港の交通システムのお手本になるのではないかと考える。
 安全性などを考えると空港はある程度都心から離れたところに作らざるを得ないし、さりとて往復に時間が余りかかったのでは、客の足も遠のいてしまう。
 写真は最高速度431kmを出したときのスピードメーターの表示である。