中国旅行は中国と日本の絆の見直し

中国の人々や歴史を日本人との関係で捉えなおすよう心掛けた


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

中国の学生はまだフレッシュ?

 ここにきてまだ1週間にもならないが、こちらの若い学生と接触してみると中国の学生は基本的にすれていない、若々しさを感じる。日本は中国の学生に比べ、「くたびれている」ように思う。
 私の学生時代はもう40年も前のことであるので、今の学生の気質を知らないから、あまりえらそうなことはいえない。
 中国の場合でも、近年学費が富に高くなっているようであり、上の大学に行くには経済的困難が伴うようである。しかし、中国では基本的にかなりの部分国家の手厚い?援助があり、たとえ貧しくてもそれなりの方策はあるように聞く。
 日本の学生たちは勉強する以前にきわめて多くの困難に立ち向かわなければならない。その程度は中国の学生の比ではないような気がする。日本では基本的に「自己責任」という名の国家無責任政策の下に援助は非常に貧しい。こういったことが学生の気質に影響を及ぼしているのかもしれない。
私の学生時分に「受益者負担」という概念が導入され、学費や授業料が高騰したのを覚えている。
 日本の学生や若い皆さん、「自己責任という言葉に流されないように気をつけて」と老婆心ながら言いたくなる。(なぜ老婆心なのかよく分からない。老爺心では?)