中国のちまた見聞録

中国を素のまま、生のまま捉える様に心がけました


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

2020-01-01から1年間の記事一覧

揚州大学覗きルポ

揚州大学ちょっと覗き見ルポ認知症寸前の記憶を奮い立たせてできる限り面白いものにしたい。 揚州大学の学食で食事をした。残念ながら学食の風景はカメラに収めることができなかった。ともかく中国の大学はともかくでかい。学生数、教室の数、便所の数に至る…

中国はどこへ行くのか! 歴史は何を語る??

このところ中国は大きく変貌を遂げている。中国はどこに行こうとしているのか パールバックを偲ばせる鎮江の館:パールバックに問いかけたいとの思いで以前の記事を再録した。 鎮江は南京の近くの街、長江の要衝にある。この切符は中国新幹線の2等車のもの…