中国のちまた見聞録

中国を素のまま、生のまま捉える様に心がけました


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

丑年の暮れ

今年もあとわずかである。街には年末のあわただしさが見られるが、心なしか今年はその元気も余りないように思える。特にクリスマスのあの慌しいジングルベルのリズムも今年は余り聞けなかったように思うし、クリスマスケーキもそれほどバカ売れしているよう…

今年の漢字「新」

日本漢字能力検定協会は今年の漢字は「新」であると発表した。アンケート結果による選定ではあるが、その選定理由として下記のいくつかの点が上げられている。 民主党による新政権の実現、アメリカのオバマ大統領の就任 イチローの新記録達成 新型インフルエ…

リニアモーターカー搭乗機

上海市内から浦東空港までは地下鉄では約30分、車では約1時間である。今回リニアモーターカーを利用することにした。所要時間は6,7分とのことで、代金は通常50元だが、国際線に乗るということで10元の割引で40元であった。 リニアモーターは地下…