中国のちまた見聞録

中国を素のまま、生のまま捉える様に心がけました


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

焼き芋

 今日本では焼き芋屋は結構高いし、昔のように焼き芋屋さんがあちこちに店を出しているわけではない。
 こちらでは焼き芋屋さんが多く、壺焼の店を張っているのをよく見かける。彼らは零細業者で、リヤカー1台につぼを積んで、煉タンで火を起こしながら売って歩いている。
 物は試しということで小さいものを買った。写真の物でせいぜい100gぐらいと思うが、50毛、すなわち1元の半分だから8円程度である。皮の色は日本とおなじであるが、中身は日本のものよりずいぶん赤く、そしてやわらかである。
 味はまあまあで、舌触りが日本のようにほっこりしていないで、べチャッとした感じでそ れほどおいしいとは思わなかった。しかし、確実に芋で、若い人にも結構人気がある。
 値段が値段だけに、この値段で腹いっぱいになるのは、やはり魅力かも知れない。