中国旅行は中国と日本の絆の見直し

中国の人々や歴史を日本人との関係で捉えなおすよう心掛けた


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

誕生会

 私の泊まっているホテルでは、よく「○○先生誕生会」という看板が立ち、多くの方が参列にはせ参じる光景を目にしている。
 その派手なありさまを横目で見ながら、この種のものは社会的に名を成した方がするものだろうぐらいしか思っていなかった。事実日本では、大学の先生の誕生会ぐらいしかお目にかかったことがない。
 ところが、今日の授業が終わったとき男子学生がきて、「先生、私20歳になります。」「そりゃおめでとう」「それで誕生会をしますので、ぜひおいでください」とご招待を受けた。そりゃありがたいことで、お断りする理由もないので、二つ返事でお受けした。
 場所はこの街ではかなりの老舗で、毛沢東江沢民なども訪れたことのある格式の高い店だそうである。
 ちょっとした食事会に少し人数が多くなった程度のものだろうが、親しい友人だけではなく私まで呼ぶとは、いくら一人っ子政策の中国と言えずいぶん派手なことをするものだと感じた。
 まさか手ぶらで行くわけにもいかないから、「皆さん何かプレゼントは準備するの」と直接聞いてみると案の定「いりません。手ぶらで来てください」という。そりゃそうだろう。こんな無神経な質問をスりゃ誰だってそういうだろう。ほかの人にも聞いてみないといけないが、まさかワインなどを持参するわけにはいかないだろうし・・。服装もあまりラフなものでも、失礼だろうし、これはこれで悩ましいものである。

広告を非表示にする