中国旅行は中国と日本の絆の見直し

中国の人々や歴史を日本人との関係で捉えなおすよう心掛けた


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

色が消えた!! 広告が消えた!

 今日のタイトルは、一つは今日だけのことであり、一つは最近の現象である。
 「色が消えた」というのは、甘粛省舟曲で起こった地滑りの大災害に対し、政府が8月15日は「舟曲哀悼の日」と決め、政府機関や対外公館では半旗を掲げ、かついわゆる歌舞音曲を差し控えると発表したことに伴い、今日のインターネットのウエブページのトップページの色は消えて、白黒になってしまった。天安門では半旗を掲げる儀仗兵の儀式が報道されていた。というわけで中国のネットワークの主なページの色は今日一日は白黒だということになる。また実際の番組でも少なくとも私の見ているテレビでは全チャンネルはニュースを除き、舟曲の災害報道だけで、ほかの番組は一切見ることはできない。

 「広告が消えた」というのは、最近あれ!と気がついたことであるが、日本のメーカーの広告が街頭から姿を消したことである。これは今住んでいるところでも感じていたが、先日上海・青島に行ったときにはっきりと意識したことである。以前は上海・青島のような大都会では日本の電器、自動車会社の広告が街頭ではかなり見ることができたように思うが、最近では消えてなくなってしまったのだ。代わりに目立つのはサムソンの広告である。
サムソンの広告も比較的少ない。

 これは日本の企業の戦略の変更なのか、はてまた中国の政策の変更でこうなっているのかは知らないが、以前であれば「ソニー」「ナショナル」「三菱」「キャノン」などの広告をかなり見たように思うが、これが消えてしまったのは少しさびしい。
 広告業そのものはかなり発展しているように思う。街頭広告よりもメディア広告の発展が顕著のように感じる。中国企業の宣伝広告はテレビなどではかなりすごいことになっている。従って広告業そのものは健在であるので、先の日本の企業の広告が少ないのは、中国の広告業界の盛衰の問題ではないようだ。