中国のちまた見聞録

中国を素のまま、生のまま捉える様に心がけました


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

無責任時代

ずいぶん昔に植木等の無責任節という歌がはやった。昨日の夜福田首相が突然首相の座を投げ出したとのことである。安倍内閣に続いてこれで2度も連続して、「無責任」放棄がなされたことになる。責任っていったい何だろう。こちらではインターネットからでし…

儒教の名残り

今日は荷物が届いた。段ボールはかなり痛んでいたし3個のうちのひとつの段ボールは中身が見えているようなものもあった。しかしだめもとで中古コンピュータを送ったが紛失せずに届いたし、それ以外にも紛失した物はなかった。中国もマナーの悪さでは過去ず…

初めての紹介

今日は副学院長に2クラスの学生たちに紹介してもらった。全員18歳以上とのことである。出身は四川省から自身の被害者を受け入れている以外は殆ど全て江蘇省のようである。それでも江蘇省の面積は日本の国土の3分の1ほどで、いくら省内といえども十分遠…