中国のちまた見聞録

中国を素のまま、生のまま捉える様に心がけました


 「淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しく留まることなし」
  今から5、6年前中国を通算2年をかけて旅行した。中国語でいう「旅游」である。

 日本のように圧倒的に単一民族が支配的である国に対して、中国の広大で且つ多くの少数民族を内に包含し、多少の矛盾はありながらも、国としての体勢を2000年間の長きに亘って続けてきたということは、それだけでも畏敬に値する。

 今回の旅は現実の姿に直接触れることにより、中国の良さと遅れた点を垣間見ることができたと同時に、日本との関係において改めて日本を見直すきっかけになったと思う。

 このブログはその時の記録である。これ以上無理解による反目が広がらないことを祈る。

     目指すは「坊ちゃん」と「ドクトルマンボウ航海記」    (李 白扇)
 

 
 

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

箸と蓮華

こちらの食堂に入るとまず箸と蓮華が手渡される。箸はこちらの言葉で筷子と言い、蓮華は调羹という。 昨日チキン・カレーを頼んだ。珍しく?普通のカレーが来たが、カレーの上に青菜が乗っていたところが中華らしい心づかい?であった。さてそれでいざ食べよ…

心の隙

少し大仰な表題であるが、要は飯屋の話。 450万の人口をもつ揚州市に一体どれくらいのレストランや食堂があるのかタウンページを調べてみた。ホテルも何もかも入れて(というより区別がつかないのだ)80そこそこしかカウントできなかった。このタウンペ…

今月の詩

「秋深し 故郷の味足もとめ」 ー 湯豆腐におでん肉じゃが熱燗で ー 秋天深深了 qiūtiān shēnshēn le 故乡的味道找找 gùxiāng de wèidao zhǎozhǎo 脚自己走了 jiǎo zìjǐ zǒule (李 白扇)