袖だけ
最近は朝晩は割に寒くなってきた。しかし昼間はそこそこ温度も上がり、割に過ごし易い季節である。
気候はいいのだけれど、少し困ったことがある。皆さんは石炭ストーブで暖房するのか、朝夕になると、石炭ガスの匂いと少し薄黄色い色のガスが立ち込めるのだ。私は昔、製鉄所に勤めていた関係上、石炭ガスの臭いは嫌というほど嗅いでいるし、喉もそのためにやられている。だから私がガンで死ぬとしたら、まず間違いなく喉頭がんと思いこんでいる。従って、この石炭ガスの匂いは、私にとっては相当にきつい。まあ、まだ咽るほどでもないし、様子を見るしかないと考えている。
まだストーブを焚くほどの時期でもないと思うのだが・・。
こちらの人は寒さに弱いのかも知れない。何しろ皆さん少し寒くなったら、一斉に衣替えするほどだ。街を半袖で歩くと、オバサンから、「あんた、寒くないのかえ?わたしゃもう長袖で、下には毛糸を着込んでいるのだわ。」と声をかけられる始末である。
しかし、洗濯代も節約する関係上、まだ半袖で通している。
今朝も半袖で、授業に上がった時の問答である。
学生: 先生、寒いのに何で、長袖を着ないのですか?
私 : そうなんだ、このシャツを買う時、金がなかったんだ。それで、袖だけ買わなかったんや。
学生: うそー
作り話ではない、本当の会話である
これは当然中国語の会話である。しかし、最近自分の中国語が次第に大阪訛りになっているのではと感じる時がある。「標準語で・・」という声もあるかもしれないが、普通語(北京語)と広東語や揚州語の違いに比べたら、屁のカッパである。
もう一つ、笑い話のような会話から、
学生: 你有日本的恐怕片吗?
我 : 当然我有。
学生: 真的吗? 什么,什么?
我 : 「 」
学生: 哎呀呀!
皆さんなら、「 」の中にはどんな会話が入ると考えますか。日本語でも結構です。雰囲気から考えて、適当な語句を入れてください。珍問答を期待しています。